COSMO-SkyMed衛星

イタリアe-GEOS社が運用する4機のSAR衛星(合成開口レーダー衛星)。天候に依存しない撮影やSAR衛星ならではの画像解析を実現します。

SARとは、Synthetic Aperture Radarの略称で合成開口レーダーと訳され、斜め下方にマイクロ波を照射し、地表面からの反射波を解析することにより、対象物の起伏や構造等を明らかにするリモートセンシング技術です。昼夜、天候の影響を受けないため、迅速な情報収集に威力を発揮します。COSMO-SkyMed衛星はXバンドのSARを搭載しており、最高1m(SPOTLIGHT-2)の解像度で、撮影箇所の詳細な情報を取得可能です。

COSMO-SkyMedの特長

POINT.1昼夜、天候を問わない撮影

4機の衛星を同一軌道上に配置しています。
16日間の回帰日数の間に、InSAR解析に必要な同一条件(軌道方向・撮影方向・入射角)のデータを最大4回撮影可能です。
複数画像による解析に必要な撮影機会を提供可能です。
XバンドのSAR(合成開口レーダー)センサーを搭載し、全天候型で昼夜を問わず最高1mの高分解能画像を提供しています。右下は1号機を起点に同一地点を同一条件で撮影できる間隔を示しています。 最短で翌日の撮影が可能です(4号機→2号機)。

POINT.24機コンステレーションの撮影能力

3m解像度画像のSTARIPMAP HIMAGEを利用した場合、四国地方全域(約18,300㎢)を4日間で整備することができます。特に災害発生時、広域の画像が緊急に必要になる際に威力を発揮します。

「国土数値情報(平成25年度行政区域データ)国土交通省」
「国土数値情報(平成25年度行政区域データ)国土交通省」

POINT.3目的に応じて柔軟に対応できる5種類の撮影モードを搭載

1mの高解像度から200㎞の広域撮影まで目的に応じた柔軟な撮影に対応しています。
衛星進行方向(アジマス)に対し、撮影方向の右・左方向の切り替えが可能です。

幅広い波長域

POINT.4長期間モニタリングによる地盤変動の抽出・可視化

イタリアe-GEOS社が開発したPSP-IFSAR解析技術により、主に人工/自然構造体(非植生域である建物や岩盤体)をターゲットとした地盤変動をミリ単位で解析可能です。
構造体における変異解析結果やこれら解析結果(点)の集合体を判読する事によって、広域なエリアにおける変位の傾向や兆候を把握できます。
地盤の隆起や沈下、地震や火山活動による長期的な地表面変位の観測に利用することができます。

地盤変動の抽出
地表面変位推定

衛星写真例

WorldView-4初画像

船舶監視抽出

WorldView-4初画像

浮遊物抽出

WorldView-4初画像

油域抽出

WorldView-4初画像

強度画像による変化抽出 異なる時期の画像を反射強度の変化を視覚化し、物体の動静を把握。物体の動静が赤やシアンなどで表示されます。

WorldView-4初画像

MTC(Multi-Temporal Coherence)画像 植生域(コヒーレンスが低い領域)と非植生域(コヒーレンスが高い領域)が分かります

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