超高分解能・高画質を誇る米国初の商用小型SAR衛星です。
太陽同期準回帰軌道と傾斜軌道を組み合わせた衛星コンステレーションで高い再訪性を実現、多頻度で撮影された画像をクラウド経由で高速に処理し、ニア・リアルタイムでエンドユーザーに提供します。
Capella衛星の特長
POINT.1 超高分解能
独自の広帯域幅とマルチルック処理*1 によりノイズを極力抑えた25c m 分解能 *2の画像をご提供します。
※1 最大600MHz(Capella-10までは500MHz)の広帯域幅により、レンジ方向の超高分解能を実現します。また、アジマス方向では、パラボラアンテナによる高い敏捷性を活かし、同一地点を数十秒間照射し続けることが可能。これにより、従来の商用衛星では実現出来なかった高いマルチルック処理を実現することでSAR画像特有のノイズを最大限軽減しながら、超高分解能のレベルを保った画像をご提供します
※2 Spotlight Ultra アジマス×スラントレンジ解像度
POINT.2 即時性
オンラインツール・中継衛星を活用して、即時タスキング・デリバリー*3を現します。

※3 ご利用方法に応じて、即時タスキング・デリバリーを実現するCapellaコンソールもご提供可能です。コンソールをご利用でない場合は、撮影の5営業日前迄に注文書をご送付頂き、撮影実施後は品質チェック等を経て納入します
POINT.3 撮影時間の多様性
太陽同期軌道・傾斜軌道の双方を活用することで、様々な時間帯での撮影が可能になり、対象の経時変化の把握を実現します。
■Capella衛星と従来衛星の撮影スケジュールの比較

POINT.4 高再訪性
豊富な撮影キャパシティにより、多頻度での対象を撮影可能にします。

衛星写真例
大阪 夢洲 (2023年9月5日撮影) サブアパチャ―によるカラー化処理。
©2024 Capella Space. All rights reserved.
大阪 夢洲 (2023年9月5日撮影) サブアパチャ―によるカラー化処理画像の一部を拡大したもの。
©2024 Capella Space. All rights reserved.
Capellaオルソ補正済GEO製品/右ESRI画像ベースマップ 河川氾濫による浸水域をCapella画像で抽出し、光学ベースマップに重畳したもの。
SARカラー合成画像により、2021年1月19日に停車していた車両(青) 、2021年2月13日に停車していた車両(赤)で表現している。これらは撮影角度が異なるため、変化が無かった車両に色のズレがあるが、車の台数の変化を確認できる。
石油タンカー座礁による石油流出を捉えたもの。海面上に油があると、レーダー波の反射が少なくなるため黒く表示され、海面上に広がる油の区域を測定することができる。
デビスモンサン空軍基地(米国)/Capella Space
ケネディ宇宙センター第39発射施設(米国)/Capella Space
東京都千代田区(日本)/Capella Space
仕様などについてもっと知りたい方は
カタログダウンロード
Capella衛星の製品仕様などをチェック。
その他の製品カテゴリーを見る
- 衛星画像製品
- 2.5mの中解像度から30㎝の高解像度光学衛星、全天候型SAR衛星、また3.5m解像度の中間赤外センサー衛星の画像製品をご提供しています。
- 画像配信サービス
- Maxar Technologies社の過去から最新までの高解像度衛星画像をオンラインで利用できるオンデマンドサービスMGP Proをご提供しています。
- 地理・空間情報製品
- 高精度の3次元データや、日本全国を50㎝解像度でカバーするベースマップ、建物ポリゴンデータをご提供しています。
- 画像解析・情報提供サービス
- 衛星画像の解析技術をベースに、幅広い分野でご活用いただけるデータを分析・ご提供いたします。
- ソフトウェア
- 位置情報を活用し、様々な分野で業務の効率化や最適化を実現するソフトウェアをご提供しています。