農業

広大な農地を俯瞰的に見渡すことで、作付管理・生育状況モニタリング・圃場管理などを効率的に行います。

農業分野の活用シーン例

圃場ポリゴンの作成・修正・変化箇所の抽出

高分解能衛星画像データを利用して、圃場ポリゴンの作成や修正をすることができます。作成した圃場ポリゴンはGISデータ(地理情報システムに必要な属性情報を含むデータ)でご納品可能。農地台帳をGISで管理することができます。毎年、衛星画像の新規撮影を行うことで、最新の圃場ポリゴンをお使いいただけます。

圃場ポリゴンの作成・修正・変化箇所の抽出

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衛星
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  • WorldView-2
  • GeoEye-1
ダイナミック
モザイク30
ダイナミック
モザイク

転用地の抽出(農地転用)

農地からの転用が行われたと思われる圃場を抽出します。調査すべき圃場を事前に特定することで、効率的な利用状況調査を行うことが可能です。

「よこらぼ」での農地パトロール実証実験

現地デモ
タブレット

埼玉県秩父郡横瀬町の「よこらぼ」(横瀬町をフィールドに社会実装などを実験できる仕組み)を通じて、2021年2月25日に衛星画像を用いた農地パトロールの実証実験を行いました。全国的にアクセスの困難な山間部の農地の現地確認等が課題となっている中、デジタル化による効率化を見据えての実証実験です。デジタル化により事前準備や現地調査、その後の調査結果の整理・報告・保管での省力化が期待できます。

 今回、衛星画像による目視確認すべき場所を事前に絞り込んでおいた上で、横瀬町の農業委員の方に実際に農地に出向いていただき、衛星画像と圃場情報を見られるクラウドサービス(スカイマティクス社が提供する「いろはMapper」)等を活用した新しい農地パトロールの様子を体感していただきました。

 この実証実験を通じて農業委員会の方および事務局の方よりいただいたコメントを元に、本手法のさらなる改善を図ってまいります


スカイマティクス提供の「いろはMapper」

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水稲作付面積の把握

SAR衛星画像データから水稲の作付面積を推定します。
どの圃場で水稲が作付されているか一目瞭然で把握できます。また、従来、人手をかけて広域にわたる面積を調査していた作業が、当該サービスで代替可能になります。

水稲作付面積の把握

水稲の生育モニタリング

衛星画像データから、タンパク含有率の傾向を推定し、食味の評価データを提供します。

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水稲の生育モニタリング赤に近いほど良食味米

その他の利用シーンを見る

農業
農業
衛星画像は、広大な農地を俯瞰的に見渡すことで、作付管理・生育状況モニタリング・圃場管理などに活用できます。
地図
地図
衛星画像を応用することで、変化抽出・家形抽出などを活用して、地図データの作成を効率よく行うことができます。高解像度かつ鮮度の高い画像を用いた日本全国ベースマップの提供も行っています。
税務調査
固定資産調査
固定資産税の評価替え時に衛星画像を活用するという選択肢も考えられます。航空写真と比較し、コストが抑えられる点が最大のメリットです。
インフラ
インフラ
高速道路・鉄道の管理業務など、従来からの用途に加え、5G通信や太陽光発電、自動運転など、新たな分野への応用が期待できます。
国土・防災
国土・防災
平時におけるハザードマップ作成や流域管理から、災害発生後の被災状況・地表変化の把握等をサポートします。
環境
環境
衛星画像は、広域を継続的に観測し続けられるという特長をもち、森林や河川、沿岸などの長期的な観測・監視に活用できます。

各種お問い合わせ

 衛星画像製品・サービスに関するお問い合わせ等ありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
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